reading

定義する例外を減らしつつソフトウェアを設計する方法を"A Philosophy of Software Design"から学ぶ

会社の読書会で"A Philosophy of Software Design"を読んでいる。 A Philosophy of Software Design, 2nd Edition (English Edition)作者:Ousterhout, John K. Amazon 自分の担当で第10章"Define Errors Out Of Existence"をしっかり読む機会があり、けっこ…

現場で役立つGraphQLの知見をまとめた"Production Ready GraphQL"を読んだ

GraphQLを久しぶりに使うことになったので、復習のために"Production Ready GraphQL"を読んだ。 book.productionreadygraphql.com 著者はGitHubとShopifyでGraphQL APIの開発に携わっていた人なので、信頼感がある。GraphQL APIの開発をしようとした人はだい…

『セキュア・バイ・デザイン 安全なソフトウェア設計』を読んだ

セキュア・バイ・デザイン: 安全なソフトウェア設計 Compass Booksシリーズ作者:Dan Bergh Johnsson,Daniel Deogun,Daniel Sawanoマイナビ出版Amazon ドメイン駆動設計(DDD)の方法論をベースに、ドメインに対する深い理解を獲得し、その理解を設計に反映させ…

OKRについて調べていた

今年から会社で導入されているOKRについて、結局どうやっていけばうまく運用できるのかわかっていなかったので、入門書を読んで調べていた。 OKRとは OKR - Wikipedia a goal-setting framework for defining and tracking objectives and their outcomes. …

開発体験(DX)改善について知るために2021年1Qに読んだリソース

ここで開発体験(DX: developer experience)はおおむね次の記事で説明されている概念とする。digital transformationではない。 DX: Developer Experience (開発体験)は重要だ - Islands in the byte stream 2021年になり、担当するWebサービスのDXの改善…

OpenID Connectについて知るときに読んだもの

OpenID Connect (OIDC)がどういうものか、どう使うのかについて知るために読んだものについてまとめておく。前提として、OAuth 2を利用したアプリケーションの開発経験はあるとします。 OAuth 2 OIDCはOAuth 2を拡張した認証プロトコルとなっている。前提に…

『決済サービスとキャッシュレス社会の本質』を読んだ

Eコマースに関するWebサービスを開発しているのもあって、たまに決済に関する本を読んでいて*1*2、今年は本屋に『決済サービスとキャッシュレス社会の本質』が平積みされているのを見つけたので、読むことにした。 決済サービスとキャッシュレス社会の本質作…

『SQLパフォーマンス詳解』を読んだ

RDBのインデックス作成の戦略や実行計画の読みかたにもう少し詳しくなりたいと思っていたので、この手の話題が体系的にまとめられている『SQLパフォーマンス詳解』を読んだ。今回は和訳版を公式サイトで購入したが、SQLのインデックスとそのチューニングにつ…

『改正割賦販売法でカード決済はこう変わる』を読んだ

2019年の1Qに読んだ本シリーズ: 改正 割賦販売法でカード決済はこう変わる作者:瀬田 陽介,井原 亮二日経BPAmazon改正割賦販売法でカード決済はこう変わる | 日経BOOKプラス 概要 2018年6月から施行されている「改正割賦販売法」によって、クレジットカード加…

『失敗から学ぶRDBの正しい歩き方』を読んだ

2019年の1Qに読んだ本シリーズ: 失敗から学ぶRDBの正しい歩き方 (Software Design plus)作者:曽根 壮大技術評論社Amazon失敗から学ぶ RDBの正しい歩き方:書籍案内|技術評論社 RDBのテーブル設計や運用に関するアンチパターンと、それをどうすれば改善でき…

『図解 カードビジネスの実務 第2版』を読んだ

2019年の1Qに読んだ本シリーズ: " title="クレジットのすべてがわかる! 図解 カードビジネスの実務">クレジットのすべてがわかる! 図解 カードビジネスの実務作者: 本田元出版社/メーカー: 中央経済社発売日: 2017/03/23メディア: 単行本この商品を含むブロ…

『なるほどUnixプロセス』を読んだ

読みました。 tatsu-zine.com どんな本か 主にRubyの Process モジュールを使いながらUnixプロセスについて知る本です。 Rubyでには Process モジュールを通じてUnixプロセスを操作することができます。つまり、プロセスに関するUnixのシステムコールをRuby…

Railsの内部やPluginによる拡張方法について学べる本 "Crafting Rails 4 Applications" を読んだ

読みました、というよりは夏の終わりぐらいから何度か読んでいました。 Crafting Rails 4 Applications: Expert Practices for Everyday Rails Development (The Facets of Ruby)作者: Jose Valim,Brian P. Hogan出版社/メーカー: Pragmatic Bookshelf発売日…

Rails を使った EC アプリケーション開発について学べる本 "Take My Money" を読んだ

読みました。 Take My Money: Accepting Payments on the Web作者:Rappin, NoelPragmatic BookshelfAmazon どんな本か 副題が "Accepting Payments on the Web" となっているように、決済 (payment) システムをもつ Web アプリケーションを作る方法について…

MySQL 徹底入門 第 3 版を読んだ

『MySQL 徹底入門 第 3 版』を読みました。 MySQL徹底入門 第3版 ~5.5新機能対応~作者:遠藤 俊裕,坂井 恵,館山 聖司,鶴長 鎮一,とみた まさひろ,班石 悦夫,松信 嘉範翔泳社Amazon なぜ読んだか 特定の DB プロダクトについての知識がなかった Web サービス開…

『Everyday Rails - RSpec による Rails テスト入門』を読んだ

「テストのないコードはレガシーコード」という名言*1があります。自動化されたテストがあることで、コードの変更が正しいかどうかをすぐに判断できます。そして、すばやく正確にコードを改修できるようになります。 そんなテストを効率的に書くための Ruby …

2016 年 3 月に読んだ本

先月読んだ本まとめです。 2016年3月の読書メーター読んだ本の数:8冊読んだページ数:1865ページナイス数:1ナイスWEB+DB PRESS Vol.91の感想読了日:3月27日 著者:ソフトウェアデザイン 2016年 04 月号 [雑誌]読了日:3月27日 著者:ヘルシープログラマ ―…

『メタプログラミング Ruby 第 2 版』を読んだ

数週間前になりますが『メタプログラミング Ruby 第 2 版』を読みました。 メタプログラミングRuby 第2版作者: Paolo Perrotta,角征典出版社/メーカー: オライリージャパン発売日: 2015/10/10メディア: 大型本この商品を含むブログ (3件) を見る Ruby でのメ…

『Ruby のしくみ』を読んだ

『Ruby のしくみ』という本を読みました。 Rubyのしくみ -Ruby Under a Microscope-作者: Pat Shaughnessy,島田浩二,角谷信太郎出版社/メーカー: オーム社発売日: 2014/11/29メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (4件) を見る この本は XP…

『オブジェクトデザイン』読書メモ:第 6 章「制御スタイル」

これまでの分(第 1 〜 5 章)はこちら。 『オブジェクトデザイン』読書メモ:第 1 章「設計概念」 『オブジェクトデザイン』読書メモ:第 2 章「責務駆動設計」 『オブジェクトデザイン』読書メモ:第 3 章「オブジェクトを見つける」 『オブジェクトデザイ…

『オブジェクトデザイン』読書メモ:第 5 章「コラボレーション」

これまでの分(第 1 〜 4 章)はこちら。 『オブジェクトデザイン』読書メモ:第 1 章「設計概念」 『オブジェクトデザイン』読書メモ:第 2 章「責務駆動設計」 『オブジェクトデザイン』読書メモ:第 3 章「オブジェクトを見つける」 『オブジェクトデザイ…

『オブジェクトデザイン』読書メモ:第 4 章「責務」

これまでの分(第 1 〜 3 章)はこちら。 『オブジェクトデザイン』読書メモ:第 1 章「設計概念」 『オブジェクトデザイン』読書メモ:第 2 章「責務駆動設計」 『オブジェクトデザイン』読書メモ:第 3 章「オブジェクトを見つける」 前回の章まででは、オ…

『オブジェクトデザイン』読書メモ:第 3 章「オブジェクトを見つける」

これまでの分(第 1, 2 章)はこちら。 『オブジェクトデザイン』読書メモ:第 1 章「設計概念」 『オブジェクトデザイン』読書メモ:第 2 章「責務駆動設計」 ここからは実際の設計作業についての章です。第 3 章「オブジェクトを見つける」では、責務駆動…

『オブジェクトデザイン』読書メモ:第 2 章「責務駆動設計」

前回分(第 1 章)はこちら。 『オブジェクトデザイン』読書メモ:第 1 章「設計概念」 2 責務駆動設計 責務駆動設計についておおまかに説明 分析とオブジェクトの発見 責務の割り当て コラボレーションの設計 それぞれの詳細は後の章で説明 2.1 見て、記述…

『オブジェクトデザイン』第 1 章「設計概念」読書メモ

以下のスライドなどを読んだのがきっかけで、Wirfs-Brock の『オブジェクトデザイン (Object Oriented SELECTION)』を読んでいます。 オブジェクト指向の設計と実装の学び方のコツ ブログにメモを書きながら、とりあえず第 6 章の内容までは読み解きます。今…

Effective Java 第 2 版:第 5 章 項目 28, 29

ジェネリックスの章、最後の 2 項目。ワイルドカードを使った API と、マップのキーのパラメータ化について。 項目 28: API の柔軟性向上のために境界ワイルドカードを使用する extends を用いた境界ワイルドカード スタックを考える。pushAll は以下の API …

Effective Java 第 2 版:第 5 章 項目 26, 27

今回は、ジェネリックな型やメソッドを作るという、ジェネリックスの章の中でも重要な部分。 項目 26: ジェネリック型を使用する 自分でジェネリック型を書くときの方法についての話。 基本 まず、クラス宣言に型パラメータを追加する。このとき、型名はなん…

Effective Java 第 2 版:第 5 章 項目 24, 25

項目 24: 無検査警告を取り除く 型パラメータを書いていないなどの理由で、コンパイル時に無検査警告が出ることがある。 無検査警告は全て取り除くべきである。 なぜなら、全ての警告を取り除けば、そのコードは型安全であると保証できるからである。 もし、…

Effective Java 第 2 版:第 5 章 項目 23

ここから 5 章の「ジェネリックス」に入る。 ジェネリックスを適切に使えば、型安全なコードを書くことができる。 項目 23: 新たなコードで原型を使用しない Java 1.5 より前に、コレクション宣言で用いられていた原型 (raw type) は、型安全の観点から、も…

Effective Java 第 2 版:第 4 章 項目 22

項目 22: 非 static のメンバークラスより static のメンバークラスを選ぶ 4 種のネストしたクラスの説明が述べられている。 ネストしたクラス (nested class) とは、あるクラスの中で定義されているクラスのことである。 ネストしたクラスは以下の 4 種類か…