Macのセットアップでやること2022

新しくMacBookをセットアップする機会があった。開発環境はdotfilesである程度作れるようにしているが、macOSについてはいつもの設定を覚えておくしかない状態だったのでメモを残しておく。書いているのはデフォルトから変更している箇所だけ。

後述するがOSの言語を英語に設定しているので設定名も英語で書く。

UI

  • Appearance
    • Auto
      • 時間帯に応じてライトモード・ダークモードを切り替える
  • Dock
    • 書くのが難しいのでスクショ
      • 自動で隠す
  • Night Shift
    • Sunset to Sunrise
      • 夜は画面の色温度を下げる
  • Preferred languages
    • English、日本語の順番。英語の練習

入力

Trackpad

  • Tracking speed
    • Fast
  • Click
    • Light
  • Swipe between pages
    • three fingers
  • Swipe between full-screen app
    • four fingers

Keyboard

  • Key repeat
    • Fast
  • Delay until repeat
    • Short
  • Modifier Keys
    • Caps LockとControlの入れ替え

IME

  • Candidate window
    • Font: Hiragino Sans W5(ヒラギノ角ゴW5)
    • Font Size: 16
  • "¥" key generates
    • \ (Backslash)
  • "Full-width numeral characters"を無効化
  • "Use the Caps Lock key to switch to and from ABC"を有効化
    • 日本語と英語の切り替えをCaps Lockに割り当てる
    • "Modifier Keys"でCaps LockとControlを入れ替えているので、Magic Keyboard上のControlキーで日本語と英語を切り替えることになる

ウインドウ管理

画面1枚で仕事するので、次の記事の手法を参考にしている。

macOSでディスプレイ1枚で作業する技術 - Qiita

  • KeyboardのShotcutsタブ
    • Mission Controlの"Switch to desktop 1/2/3"に123を割り当て
    • Keyboardの"Move focus to next window"に⌥⇥(Option+タブ)を割り当て
      • 同じアプリの複数ウインドウを⌘⇥と似た操作感で切り替えられる
  • Mission Control
    • "automatically rearrange"を無効化

ウインドウの割り当てかたは次のとおり

  • ブラウザ、ターミナル、エディタをそれぞれdesktop 1、2、3に割り当て
  • Slack、Books.appなどは"All Desktops"に割り当て
    • どの画面に切り替えても出現する

認証

  • Touch ID
    • いまのところ右手人差し指だけ
    • 1PasswordでもTouch IDを使うように設定
  • ブラウザ組み込みのパスワード機能を無効化
    • 1Passwordに一本化

OSその他

  • Battery
    • Power Adapterで"prevent your Mac from sleeping while the display is off"を有効化
  • Date and time
    • "set time zone automatically"を有効化
  • Activity monitor
    • DockアイコンをCPU usageに変更

開発

dotfilesのセットアップスクリプト実行で自動化できていないものがある。

  • SSHの設定
  • GPGの設定
  • VS Codeのワークスペースの移行
  • シェルのヒストリーの移行
    • .local/share/fish/fish_historyにある
  • Terminal.appの設定
    • デフォルトシェルをfishに設定
  • フォントのインストール

所感

従来、入力ソースの切り替えのためだけにKarabiner Elementsを使っていた(左Commandキーで英語、右Commandキーで日本語に切り替え)。しかし、ここまで来たらKarabiner Elements依存をなくせるのではないかと思い、OSの機能だけを使ってControlキーで入力ソースをトグルする運用に切り替えてみた。

両方のCommandキーをそれぞれ英語と日本語に割り当てると、入力ソースの状態を意識する必要がなくなるという利点がある。一方でCommandキーはキーバインドで多用されるので、文字を入力しながら入力ソースを切り替えるつもりが、誤ってキーバインドを発動させてしまうという問題がよく起きていた。

まだControlキーの運用は全然しっくりきてないがしばらく使ってみる。