graphql-guardとポリシーオブジェクトをgraphql-ruby 1.8で使うための方法

これの続きです。 blog.kymmt.com 問題 graphql-guardはインラインでポリシーを書く方法の他に、ポリシーオブジェクトを定義して GraphQL::Guard.new に渡すという方法があります。使いかたはREADMEに書いてあるとおりです。 class GraphqlPolicy RULES = { …

graphql-guardをgraphql-ruby 1.8で使うためのある方法

問題 graphql-ruby 1.8ではclass-based APIが導入されました。フィールド定義は型を表すクラスのコンテキストでクラスメソッド field を呼ぶ形で定義します。 class Types::Query < Types::BaseObject field :viewer, Types::User, null: true def viewer co…

アソシエーションのscopeを使いつつLIMITっぽいことをやる

細かすぎて伝わらないかもしれませんが、ハマったので共有します。 問題 ユーザーが免許を持つ次のようなモデルを考えます。has_one :licenseは免許更新を重ねてきたなかで最新の免許を取得したくて書いたと思ってください。 class User < ApplicationRecord…

GraphQL Subscriptionsをgraphql-rubyとAction Cableで作る

graphql-rubyでは、RailsのAction Cableに乗ることでGraphQL Subscriptionsを実装できます。 GraphQL Subscriptionsとは GraphQL Subscriptionsは、あらかじめ特定のGraphQLクエリを購読しておき、サーバ側でイベントが起きるたびにその形式のデータを受信で…

wscatでAction Cableと通信する

Railsで/cableなどのエンドポイントにAction CableをマウントするとWebSocketサーバとして利用できます。wscatを使ってAction CableによるWebSocket APIと対話的に通信するために、送信するデータの形式などを調べました。 準備 wscat github.com npmでイン…

GraphQL APIを作るときにテストをどう書いていくか

こういうのはどうかという最近の考えを書いておきます。とはいっても、だいたいはgraphql-rubyのドキュメントに書いてあります。Rails + graphql-ruby + RSpecが前提です。 各フィールドのテスト フィールドから正しく値を取得できるか、つまりRailsのモデル…

Yokohama.rb Monthly Meetup #88 に参加した

2018-02-17(月)のYokohama.rb Monthly Meetup #88 参加メモです。 yokohamarb.doorkeeper.jp Rubyレシピブック 気づいたら第11章「オブジェクトとメタプログラミング」に入っていました。 273: オブジェクトが同じか調べる 274: オブジェクトを複製する 27…

dry-containerとdry-auto_injectでDIコンテナを作る

dry-rbファミリーのdry-containerとdry-auto_injectを使うと、POROの組み合わせでDIが実現できます。 DIについてハイパーざっくり理解を得るには次の記事を読めばよいです。 qiita.com 上の記事の中のDIコンテナを適用したコードをdry-containerとdry-auto_i…

GraphQL APIをスキーマファースト開発するためのモックサーバをRailsとApolloで作る

GMOペパボ Advent Calendar 2017の23日目の記事です。 今回はJavaScriptでGraphQLのサーバ/クライアントや関連ツールを提供しているApolloのツールセットでRailsプロジェクトでGraphQLのモックサーバを立ち上げるところまでを試してみます。 業務でRails製…

Railsの内部やPluginによる拡張方法について学べる本 "Crafting Rails 4 Applications" を読んだ

読みました、というよりは夏の終わりぐらいから何度か読んでいました。 Crafting Rails 4 Applications: Expert Practices for Everyday Rails Development (The Facets of Ruby)作者: Jose Valim,Brian P. Hogan出版社/メーカー: Pragmatic Bookshelf発売日…

Yokohama.rb Monthly Meetup #85 に参加した

2017-11-11(土)のYokohama.rb Monthly Meetup #85メモです。 yokohamarb.doorkeeper.jp Rubyレシピブック @igrepさんと、第10章の「Webプログラミング」の続きで次のレシピを読みました。 265: クッキーを処理する 266: セッションを使用する cgiとRackを…

テスト時にAPIドキュメントのスキーマ定義からレスポンスのJSONを自動でバリデーションするgemを作った

あらかじめ書いたJSON Hyper Schema/OpenAPI 2.0のAPIドキュメントにおけるレスポンスのスキーマ定義をもとに、APIモードのRailsでHTTPリクエストを発行するテストを実行すると、自動でレスポンスのJSONをバリデーションしてくれるSchemaConformistというgem…

社内勉強会でスキーマファースト開発についてしゃべった

2017-10-24(火)にペパボEC事業部において「EC事業部 TechMTG #4」という社内勉強会がありました。この機会に、昨今のWeb API開発事情について知ってもらおうと思い、最近はチームでスキーマファースト開発をやってみているという話をしました。 スライドに…

RSpecのrequest specでCommitteeを使ってレスポンスJSONを自動的にバリデーションする

この記事の続きのようなものです。 blog.kymmt.com やりたいこと Rails + RSpecでWeb APIのrequest specを書くときに、Committee(とCommittee::Rails)の assert_schema_conform を使って、レスポンスのJSONがOpenAPIドキュメントで定義したレスポンスのJSO…

Web APIのレスポンスJSONをCommittee + OpenAPIでバリデーションして仕様と実装の乖離を防ぐ

APIドキュメントに書いたJSON Schemaと実際に実装したWeb APIのレスポンスJSONが一致するかバリデーションするためのCommitteeというgemがあります。また、このCommitteeをRailsプロジェクト中のテストから使うためのCommittee::Railsというgemがあります。 …

Yokohama.rb Monthly Meetup #84 に参加した

2017-09-09(土)のYokohama.rb Monthly Meetup #84参加のメモです。 yokohamarb.doorkeeper.jp Rubyレシピブック 今回から最終章のひとつ手前、第10章の「Webプログラミング」に入りました。次のレシピを読みました。 261: RSSを扱う 262: Rackを使う 263: …

OpenAPI v3.0.0のCallback Objectについて調べた

2017年7月末リリースのOpenAPI v3.0.0に入ったCallback Objectという仕様がパッと見だとどう使うかわかりにくかったので、調べてみました。 Callback Objectの仕様は次のリンク先のとおりです。 OpenAPI-Specification/3.0.0.md at master · OAI/OpenAPI-Spe…

Rails 5.1でRails pluginをセットアップする手順

最近読んでいる “Crafting Rails 4 Applications” の中でRails pluginを開発する場面が多々あるので、手元でもRails 5を使ってRails pluginを書いてみています。 Rails 5だと、プラグインのセットアップ手順が本の記述やRails Guidesの記述と少し違っていた…

GraphQL::Batchのサンプルコードを読む & 使ってみる

単純にGraphQLクエリを投げると、サーバサイドでの関連を含むレコード取得時にN+1問題が発生することがあります。こういうケースでは、複数のデータ取得リクエストをひとまとめにして、単一のリクエストとしてDBからデータを取得するbatchingが推奨されてい…

graphql-ruby + Railsで簡易なクエリとミューテーションが使えるGraphQL APIを実装する

会社でGraphQLのハンズオンがあったのをきっかけに、最近はGraphQLのサーバ側実装をちょっと触っています。 graphql-rubyを使うと、RubyでGraphQL APIを実装することができます。今回はRailsでGraphQLのクエリとミューテーションを実装してみました。 graphq…

Yokohama.rb Monthly Meetup #82に参加した

2017-07-08(土)のYokohama.rb Monthly Meetup #82参加メモです。 yokohamarb.doorkeeper.jp Rubyレシピブック レシピ257から260まででした*1。259, 260についてメモ。 259: リモートホストが稼働していることを確認する リモートホストが動いているかを確…

Yokohama.rb Monthly Meetup #81に参加した

2017-06-10(土)のYokohama.rb Monthly Meetup #81参加メモです。 yokohamarb.doorkeeper.jp 3月の#78も参加していたのにメモを書いていなかったので、久しぶり感あります。 Rubyレシピブック レシピ254から256まで。HTTP, SMTP, FTPというプロトコル3連発…

Springが動くRails+MySQLなAPIサーバの開発環境をDocker Composeで作る

このあいだ、Rails+MySQLという構成のアプリケーション開発環境をDocker Composeで構築できるようにしました。 blog.kymmt.com いろいろと理解が深まるにつれて、何点かクリアしたい問題が見えてきました。 Dockerfile で使うイメージ ruby:2.4.1-onbuild は…

Rails+MySQLなAPIサーバの開発環境をDocker Composeで作る

先日、"Quickstart: Compose and Rails"の手順にしたがいながら、Docker ComposeでRails+MySQLがとりあえず動くような環境を作りました。 blog.kymmt.com 今回は、RailsのAPIサーバの開発環境をもうちょっといい感じにDocker Composeで作ってみます。DBにはM…

"Quickstart: Compose and Rails"を読みながらDocker ComposeでRails+MySQLの環境を作る

次の記事などでDockerを使ってRailsの開発環境を構築しているのを見て、自分でもやっておこうと思ったので、やってみました。 dev.classmethod.jp 公式ドキュメントの"Quickstart: Compose and Rails"を読みながらやります。 docs.docker.com 前提 まったく…

Rails を使った EC アプリケーション開発について学べる本 "Take My Money" を読んだ

読みました。 pragprog.com どんな本か 副題が “Accepting Payments on the Web” となっているように、決済 (payment) システムをもつ Web アプリケーションを作る方法について説明しています。『達人プログラマー』などでおなじみの The Pragmatic Bookshel…

RFC 5988 "Web Linking" を読んだ

Web

JSON を返す API サーバでページネーションを実装したいと思っていて、前/後ページや最初/最後のページなどといった他のリソースとの関係を表すメタ情報をどこに格納すべきかなと考えていました。解決方法として少なくとも次の二つがありそうです。 JSON …

MySQL 徹底入門 第 3 版を読んだ

『MySQL 徹底入門 第 3 版』を読みました。 MySQL徹底入門 第3版 ~5.5新機能対応~作者: 遠藤俊裕,坂井恵,館山聖司,鶴長鎮一,とみたまさひろ,班石悦夫,松信嘉範出版社/メーカー: 翔泳社発売日: 2011/08/26メディア: 大型本購入: 9人 クリック: 82回この商品を…

Web 上のリソースとその表現

Web

RSpec で request spec を書くとき、get "/users/:id.json" と書くかわりに get "/users/:id" と書くとエラーになりました。 ActionController::UnknownFormat: UsersController#show is missing a template for this request format and variant. リソース …

Rails 5.0.1 で rails new するとできる Gemfile の git_source ブロックの意味

Rails 5.0.1 で rails new したときに作成される Gemfile の先頭に次のブロックが挿入されるようになっていました。 git_source(:github) do |repo_name| repo_name = "#{repo_name}/#{repo_name}" unless repo_name.include?("/") "https://github.com/#{re…